実写映画はなぜ人気の原作から設定を変えるのでしょうか?
と知人に質問したら・・・
①原作と全く同じじゃ観る意味ないから。
②原作と映画(2時間)の尺の問題。
③政治、宗教、教育上の影響。
④そのまま忠実に実写化しようとすると違和感のある内容とかあるから。
と答えてくれました。
でもこれらを踏まえても「ぜそこまで変える?」という作品が多いと思います。
(負の代表例:ドラゴンボールエボリューション)
せっかくファン層が確立されている作品を原作に選んでおきながら
それに過度の変更を加え案の定”こける”。この愚行はなぜ繰り返されるのしょうか?
解釈の違いと、脚本・監督のクリエイティビティの出したがりな面では無いでしょうか?
日本のマンガを海外で映画化する場合は、文化の違いも大きくて解釈が全く違うものになる場合が多いです。
一方、日本人が映画化する場合でも「キャシャーン」のように、あまりにも監督の独特のこだわり・世界観を持ち込みすぎて別物になっている場合があります。
ま、ひとことで言えば「原作に対する愛が無い」と感じます。
いずれにしろ、「これだけ原作と違うんなら、もう別の映画でいいんじゃない?」と思ってしまいますね(^_^;) 「ドラゴン・ボール」なんて別のタイトルでも原作者から訴えられないレベルに感じました
バカ監督の自己顕示欲のせいで、最低の作品になったのは結構ありますよね。最近じゃ『クライマーズ・ハイ』がまさにそうです。私は原作を先に読んでいたんですが、まぁ改変のひどい事。特に舞台になる新聞社とは全く関係のないテレビクルーが出てきて、よく調べたらそれを演じていたのは監督の息子(笑)。息子のために本編を変えるとは。
ちなみに北野武は原作ものは一切撮らないつもりだそうです。理由は「原作を勝手に変えて関係者を裏切ってしまうから」と「映像化は原作のファンを裏切る行為だから」だそうです。
監督の自己顕示欲でしょう
『原作のまんまじゃ映画化の意味が無い』って言葉は、逆の意味でもそのまんまです
珍しい成功例は『おくりびと』ですかね
主演の本木雅弘が原作に惚れ込んで映画化を希望したそうですから、作品に対する“愛”があったのではないでしょうか?
カテゴリーマスターさんもおっしゃるように“愛”が必要ですね
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